リユース事業支援のフリースタンダード(東京、張本貴雄社長)は4月7日、ブランド認定の中古買い取り品を扱うサーキュラーストア「リライク」を開設する。同社にとって初の実店舗。場所は東急不動産が保有する東京・渋谷の「渋谷公園通りNNビル」。約1年間の期間限定営業となる。
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ブランドが回収した商品に、ブランドの作成した正規のガイドラインに基づくメンテナンスをして、品質を保証した上で販売する。消費者は安心して中古品を購入でき、ブランド側にとっては新規顧客の獲得や環境配慮の促進につながる。
月ごとにテーマを設けてブランドや商品を入れ替える。4月はベーシックアパレルブランド、5月はインポートファッションブランド、6月はスポーツブランドなど。実施の翌月以降、店頭で買えなくなった商品はECで購入できる。店内ではブランド各社の環境対応の紹介も行う。什器には廃材を活用するなど、店舗全体でサステイナビリティーに配慮した構成にした。
東急不動産は、フリースタンダードのリコマース事業における「二次流通市場への新たな価値創造」という取り組みに共感し、昨年には渋谷サクラステージのスタートアップ支援区画への入居も決めた。