香港の大手商社、フォングループ傘下のフォワード・アパレル・リミテッドが、MBO(経営陣による企業買収)により親会社であるフォワード・アパレル・トレーディング・リミテッドおよびフォングループから独立する。
フォワード・アパレル・リミテッドの脇坂大樹取締役と元田貴夫ジェネラル・マネージャーが出資者となり、投資ファンドのアント・キャピタル・パートナーズが支援する。同時に社名を旧社名であるフェニックスインターナショナルへ戻し、本社も渋谷区広尾に移す。フェニックスインターナショナルの社長には脇坂大樹氏が就任する。
10月5日付けでフォワード・アパレル・リミテッドおよびフォワード・アパレル・トレーディング・リミテッドが所有するフォワード・アパレル・リミテッドの全株式を、アント・キャピタル・パートナーズに譲渡する契約を結んでいた。株式譲渡は12月31日までに完了する予定。
フォワード・アパレル・トレーディング・リミテッドはアパレル製品を中心としたOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)および買い付けビジネスを主体に業務を継続する。