フランドル7月、単品強化が実る

2016/08/08 05:30 更新


 フランドルは7月の既存店売り上げが前年同月比4%増となった。戦略的に打ち出したカットソーなどが売れ、今春夏商戦をほぼ順調に終えそうだ。

 ブランド別だった企画部門の組織を統合、一本化し、重点商品を明確にしたMDを強めたことが実った。また、ブランド別だった店舗の複合化も進め、とくに主力業態「スーペリアクローゼット」への転換に力を入れたことで重点商品の店頭での訴求力を高めた。

 7月はスーペリアクローゼット(「イネド」「イヴォンイネドヌーヴェルヴァーグ」「ルフトローブ」)が15%増とリードした。

 プロパー販売は全社では5%増、イネドは10%近い伸びだった。「エフデ」は8%増、「マーリエ・パー・エフデ」は35%増、「イッツインターナショナル」は20%増となった。プロパー販売のアイテム別ではカットソーが40%増、ブラウス25%増など単品が活発に動いた。

続きは繊研新聞で

フランドル
スビン綿と「ソロテックス」の混紡糸を使ったカットソーのシリーズがヒットしている


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