《FB用語解説》バイオマス 再利用可能な有機性資源

2021/10/13 06:22 更新


 動植物などから生まれた再利用可能な有機性資源の総称。木材の廃材や、稲わら、もみ殻のほか家畜の排泄(はいせつ)物や食品加工廃棄物、下水汚泥、古紙など様々な資源がバイオマスとして活用されている。バイオマス発電はこうした生物資源を直接燃焼やガス化などの方法で発電するもので、未活用の廃棄物を燃料とするため、廃棄物の減少や農林業や漁業の持続的発展などが期待される。繊維産業でも、バイオマス由来の新しい素材開発や、染色工場の余剰汚泥の活用など取り組みが進みつつある。



この記事に関連する記事