マスバランス方式とは、原料から製品への加工や流通工程で、ある特性を持った原料がそうでない石油由来原料と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部にその特性の割り当てを行うもの。特性を持った製品であることをうたえる。環境に配慮した原料の使用促進に有効な手法で、世界で注目されている。ケミカル、プラスチック、紙、電力などの業界で多く取り入れられている。設備投入の必要がなく、製造プロセスも変えずに既存設備を使えるため投資が少なく、取り組みやすい。
《FB用語解説》マスバランス方式 環境配慮の原料使用に有効
2023/11/17 06:22 更新