ファミリーマートは衣料品PB「コンビニエンスウェア」から、パーカなどを23年12月5日に発売した。店頭でのアピールも強めており、計画を上回る販売動向になっている。デザイン、品質で売り込むコンビニエンスストアの衣料品の新たなあり方を示しつつ、他のコンビニチェーンとの差別化要素としての育成が進んでいる。今後も年間3割増の成長を見込んでいる。
(田村光龍)
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今回発売したのは、米綿を使ったヘビーウェートのスウェットパーカ(税込み3990円)、トレーナー(2990円)、パンツ(同)。全身コーディネートをアピールした11月30日のイベント〝ファミフェス〟での発信もあって売り上げは計画以上と好調だ。全国約1万6400店で扱うが、ベースとなる客数による濃淡はありつつも、売れ行きに都市部、地方といった立地による差もないという。
〝緊急〟から目的
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