《オンデマンドが変える~デジタルプリントが拓く未来》ほしい商品、ほしい数だけ生産 プリントTシャツ、誰もが売り手になる

2022/05/16 06:30 更新有料会員限定


 インクジェット技術を使ったデジタルプリントがアパレルのビジネスモデル変革を後押ししている。先行するのがプリントTシャツだ。「必要な商品を必要な数だけ生産する」オンデマンドの仕組みが構築され、消費者の変化も相まって各社の事業は右肩上がりを続けている。テキスタイルプリントでもデジタルへの置き換わりが進んでおり、本格的なアパレル製品でもオンデマンド生産が広がるか注目される。

(中村恵生)

【関連記事】コーニット・デジタルが国際イベント デジタルプリントオンデマンドの可能性探る

1億総クリエイター

 スマートフォンやSNSの普及によって誰もが情報発信できるようになり、〝1億総メディア時代〟と言われるようになった。アパレル業界では、誰もが服をデザインし、誰もが販売できる――そんな〝1億総クリエイター時代〟が近づいているのかもしれない。そう予感させるのは、最近のプリントTシャツ市場の変化からだ。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事