衣料品の不振は効率主義にある。その結果、MDが同質化、陳腐化してしまった。生活者が困っていること、不便に感じていることなど、効率化で毀損(きそん)してきたことをもう一度作り直す必要がある。人とデジタルの力を活用して、オンラインとオフラインを融合した価値創出を通じて、一人ひとりの顧客とのつながりを深めることで再生を目指す。
【関連記事】大手百貨店の外商改革 売り上げ2000億円超す LTV向上へグループ連携
伊勢丹新宿本店は個の顧客に対して希少性や特別感のある商品を提供していく。アプリなどで取得したデジタルデータを活用したダイレクトマーケティングで、顧客一人ひとりに合わせた商品の提供を取引先と協業する。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!