REGALI(レガリ)は25年12月4日に開催された「ファッションECサミット秋冬2025」(繊研新聞社主催)で、顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP(リープ)」についてのセッションを行った。
登壇したREGALIの稲田光一郎社長は、顧客の購買行動が変化するなかで、「LEEEPが提供する機能で、分断されたコンテンツを統一し、購買体験を向上させ、売り上げも利益も増やしていける」と語った。カタログ化した自社ECを「体験の場に進化」させる方法を解説した。

バラバラに分断した情報を統一する必要性
顧客が求める情報は分断されたまま
「現状で、お客様に買いたいと思わせるための情報はまとまっていますか」と稲田社長。顧客は店舗とECだけでなく、SNSやレビューによる比較サイトなど、様々な情報に触れ、購入する「購買行動の変化」が顕著だ。こうした変化により、企業や自社ECは守備範囲を広げる必要があるが、現状では多くが、店舗、SNS、EC、レビュー、動画といったコンテンツ=データ資産が分断されている。そのため、お客様には買いたいと思わせる「決め手」を欠き、「離脱を生んでいる」という。
同社が提供するLEEEPは、商品ページにこれらのコンテンツを統一し、訴求力を高める機能があるという。
4つの重要なコンテンツを一カ所に

各社は様々なコンテンツを作成し、お客様に購買を訴求している。店舗、SNS、POS、レビュー、スタッフ発信、動画など実に多くのコンテンツを持っている。しかし、これらを統一し、活用・発信できているか、というと疑問符がつく企業も多い。
稲田社長はこれらのコンテンツの中でも「UGC、スタッフ投稿、レビュー、動画の4つは特に重要な資産で、LEEEPはこれらを商品ページに統合できる」。LEEEPではUGCをSNSから自社ECに誘引することができ、ハッシュタグで収集し、簡単にコンテンツ化できる。スタッフ投稿はお客の購買の後押しをするだけでなく、貢献の見える化でスタッフのモチベーションを高める効果もある。投稿数を増やすための簡単な操作性にもこだわる。お客様の声であるレビューはネット上だけでなくオフラインの店頭でもインセンティブを提供するなどで集める施策の実施も可能だ。動画はイメージ訴求やSNSだけに使うのではなく、商品購入を後押しするための情報として利用できるようにするのが重要だという。
こうしたコンテンツを商品ページに集約、統合することで、高い購買体験を提供できるとし、LEEEPがそれをサポートする。
LEEEP導入で変わる購買体験
推しの2つの機能
稲田社長はLEEEPの“推し”としてソーシャル機能とレビュー機能を解説した。ソーシャル機能はスタッフ投稿を軸にしたもので、「機能のサイクルを回すことで、顧客満足度も、事業への貢献度も高くなる」という。
サイクルとは、以下4つの好循環を指す。
- スタッフによる専用スマホアプリ(iPhone、Android両方に対応)を使っての簡単投稿
- 丈の長さや素材感など「生きた」コンテンツの充実
- 購買体験の向上によるCVRや単価UPなど売り上げ、利益への貢献
- 貢献度の見える化でスタッフのモチベーションアップ
インスタグラムのようなSNSと変わらない操作性や、コンテンツなどの情報を顧客に持って帰ってもらうためのQRコードのワンクリック発行、アフィリエイトリンクの発行でSNSからスタッフが集客できる仕組みと貢献度の把握、店舗やブランドを掛け持ちするスタッフの貢献度を合算する仕組みなど多様な機能がまとめられている。

レビュー機能では掲載のための作業にAIを使って効率化を図っている。各社によって掲載したいレビューは異なるため、プロンプトでカスタマイズ。自社に合ったレビューをまとめられ、レビューの返信テキストをAIがサポートするなど、運用面の効率化を図る。掲載するコンテンツの充実や精度を向上し、高い貢献度を確保する。
「カタログ」から「体験の場」に進化

稲田社長はLEEEPの現状について、「2021年11月から4年で、1,800サイト以上に導入頂いた」と、システムの柔軟性、貢献度の高さと、導入しやすさがあると説明した。“買いたい”と思わせる情報の分断の解消、購入を後押しする情報の密度の向上、これらを通した確実な成果が「選ばれる理由」という。稲田社長は最後に「店舗やECだけでなく、シームレスに情報を統一することで、自社ECを単なるカタログから購買体験の場へと進化させる」と締めくくった。
■顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP(リープ)」サービスサイト
お問い合わせ先
株式会社REGALI
企画・制作=繊研新聞社業務局
