ファッション・コスメ業界に特化した人材会社iDAの調査によると、「マスク着用により接客時の印象が変わったか」の設問に対し、94%が「変わらない」と回答した。「接客中、スタッフは笑顔で対応していたか?」に対しても、90%が「はい」と答え、マスク着用により表情が見えなくても、「仕方がない対応」として捉えられ、印象を直接的に下げる要因になっていないことが分かった。
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「マスク着用に際して店頭でのコミュニケーションに工夫を感じた」と評価された店舗については、調査の印象項目に関わる設問への評価が高くなっている。コロナ禍においての接客の満足度は全体では68%で、それ以前(67%)と変化がなかったが、ブランドカテゴリー別ではラグジュアリーが77%、セレクトショップ65%、カジュアル61%と差があった。
■東京、大阪、名古屋エリアにおける接客の実態調査 期間は20年6月15日~7月5日、実施調査数150以上。