《データを読み解く》ジョブ型採用 22年卒学生の約8割が興味
学情の調査によると、22年卒学生の78.9%が「ジョブ型採用」に興味があると回答した。入社後の仕事内容が明確な点に、魅力を感じている学生が多かった。
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ジョブ型採用は、担当領域や権限を明確にした採用手法で、これまで中途採用で多く取り入れられてきた。今年に入りテレワークの導入・定着が進んだことで、新卒採用でも担当業務を明確にしない「メンバーシップ型の総合職採用」を見直し、ジョブ型採用の導入を検討する企業が増えている。ジョブ型採用に興味がある学生からは「学んだことを生かして働きたい」「専門性の高い仕事をしたい」などの声が寄せられた。「ジョブ型採用を実施している企業があればプレエントリーしたい」と回答した学生は52.5%で、「興味はある」は33.6%だった。「ジョブ型」のために準備していることは、「インターンシップ参加」が39.1%と最多だった。
■「ジョブ型採用」に関するアンケート 有効回答数679人。文系79.4%、理系20.8%。