マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングの調査によると、〝推し〟がいる人は全体の36%で、推し活の平均支出額は月7255円だった。6月4~6日にインターネットを通じて調査を行い、全国の18~79歳の男女3000人から回答を得た。
推し活をしている人は全体の36%で、若年層ほど割合は高く、18~29歳は55%、30代は47%だった。推しの対象は、「漫画・アニメ・ゲームのキャラクター」「アイドル」「ミュージシャン」「スポーツ選手」「俳優・女優」が主なもの。「漫画・アニメ・ゲームのキャラクター」「アイドル」「ユーチューバー・配信者」は、若年層ほど多い。
推している人は、「大谷翔平」が男女ともにトップだった。次いで女性に人気の「Snow Man」「嵐」。男性では「乃木坂46」「櫻坂46」が2位、3位に入った。
キャラクターでは、男性が「機動戦士ガンダム」「ちいかわ」「ワンピース」、女性は「ちいかわ」「名探偵コナン」「ハローキティ」「スヌーピー」が上位にあがった。
推し活への月間支出額は、平均で7255円。男女でそれほど大きな差はなかった。最も多いのは18~29歳で9470円、次いで60~69歳の7797円。逆に30~39歳が最も少なく5949円だった。