日本紡績協会と日本綿業振興会は5月9日、「コットンの日」(5月10日)を記念したイベントをホテル雅叙園(東京・目黒)で開いた。その中で「コットン・アワード」が発表され、ゆうちゃみさんが選ばれた。
ゆうちゃみさんは赤いコットン製の衣装で登壇し、「普段からコットン製品をよく使っている」と話した。司会者からコットンとは何かと問われると、「第2のママ」と回答。「昔から毎年夏に使っているコットン製の薄い布団があって、いつも包み込んでくれる存在」と語った。
同アワードの発表に先駆けて、会場では三つの講演が行われた。冒頭で日本紡績協会の尻家正博会長(シキボウ社長)は、「国内市場が縮小するなか、私たちが持続的な成長を実現するには広い視野で、海外展開を一層加速することが重要。今回は『国境を超えた成長へ』というテーマを掲げた」とあいさつした。
特別講演は明星大学の細川昌彦教授による「トランプ政権の日本企業への影響」。このほか、コンサルティング会社のヒルアンドノウルトンでアカウント・ディレクターを務めるマルタ・ボンベーリ氏が「欧州連合の政策動向:コットン・サプライチェーンへの影響」、国際綿花評議会のラズヴァン・ワンチャ上席理事が「データに基づくアメリカ綿の持続可能性」をテーマに講演した。