「コーチ」中国で初のショー 19年プレフォールを披露

2018/12/13 06:30 更新


 【上海支局】「コーチ」はウィメンズとメンズの19年プレフォールコレクションのランウェーショーを、中国進出15周年記念に当たる8日、上海で行った。中国では初のショーで、プレフォールの世界に先駆けて披露した。

 会場の西岸芸術中心は、黄浦江沿いの工業地帯再開発地域の飛行場跡地の格納庫を改造した建物で、飛行機の整備に使われた古いはしごや、さびたままの設備がそのまま残る。

 近年は大規模なアートフェアや上海ファッションウィークの関連行事「オンタイムショー」の会場になるなど、市内でも文化発信の新たな場所として注目されている。

 70年代初めの夕闇が迫るアメリカの街を再現した会場でのパーティーに続いて、ショーが始まった。スチュアート・ヴィヴァースによるコレクションは、シアリングやパッチワークのスエード、レザーのジャケットに柔らかなレースドレスやハンカチーフヘムのドレス、フローラルプリントブラウスを合わせる。グラフィック柄で着古したようなモヘヤのセーターも目を引いた。

 オリジナルキャラクターの恐竜レキシーは、中国のアーティストとの協業で様々な表現でアウター、Tシャツ、バッグなどを飾った。ショーの後は夜のダウンタウンが再現されたステージでアフターパーティーが行われた。




この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事