SNS発「Bibiy.」 百貨店の期間限定店が盛況 甘すぎないフレンチガーリー

2023/04/26 11:30 更新会員限定


23年春夏のドレス。スカートの切り替え部分のボリュームが特徴

 SNSからスタートしたEC主軸のレディスブランド「Bibiy.」(ビビィ)は、百貨店での期間限定店が好調だ。22年冬、伊勢丹新宿本店に出店した際は1週間の売上高が3400万円だった。ディレクター兼デザイナーの小松友結子さんが表現する、ガーリーかつモードなアイテムが20代のファンをつかんでいる。

(相神優波)

インスタから発進

 19年、小松さんが学生時代にインスタグラムで、自身で企画するブランドとしてスタートした。アパレルのデザインは独学だ。小松さんの表現する〝フレンチガーリー〟なコーディネートが同世代の女子に人気となり、フォロワーが増え、ブランドの販売規模も拡大した。「インフルエンサーブランドと呼ばれるのを変えたかった」として、21年には3人のデザイナーを採用、品番数を増やし、デザイン性の高い商品も作るようになった。

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