ベイクルーズは「アウトドアプロダクツ」初のアパレルショップ「アウトドアプロダクツ・ユージュアルシングス」を東京・中目黒にオープンした。
伊藤忠商事は昨年、同ブランドのアパレルに関するライセンス契約とブランドストア展開に関する独占契約をベイクルーズと結んだ。ブランド設立50周年を迎えたアウトドアプロダクツのリブランディング事業として出店した。
ストアと販売するアパレルのディレクションを担当したのは、セレクトショップ「シンゾーン」を手掛ける染谷真太郎氏。店内は黄色い天井が目を引く明るい色使いで「アットホームな雰囲気を表現した」。店の奥にはガラス張りの「見えるオフィス」を設け、社員と買い物客がお互いを視認できるようにした。販売員だけでなく、客と社員の距離を縮めてブランドの発信力を強める狙い。
アウトドアプロダクツのメイン商品のデイパックは特に学生の需要が多い。今回の出店ではメインターゲットに30~40代の女性を据え、購入層の拡大を目指す。商品はメンズライクなジャケットやジャンプスーツ、ビンテージ調のワンピース、ボタンダウンシャツをラインナップ。定番のデイパックのほか、キューブバッグやアクセサリーなども揃う。