アトレ恵比寿西館開業、20代と男性客増

2016/06/27 08:04 更新


 アトレ恵比寿は4月15日にJR恵比寿駅西口に開業した西館が好調に推移し、春に大型改装した本館も成果を上げている。西館はカフェなどの飲食店、食物販店を中心に、広尾、白金などを含めた足元商圏の住民の日常需要を狙い通り獲得。高感度なレディスファッション、コスメのほか、レディス・メンズ複合のセレクトショップを拡充した本館は20~30代の女性客に加え、男性客も取り込んでいる。「全体として手応えは十分だが両館の買い回りがまだ弱いのが課題」(圓井宏政アトレ取締役恵比寿店店長)として今後、課題解決に取り組む。

 西館(店舗は地下1階~地上8階、店舗面積約4950平方㍍)は27店が出店、年間売上高約66億円を計画する。「物販、飲食とも全体に売り上げ順調」で5月の売上高は計画を約10%上回った。飲食店では7階の台湾点心料理「ディン・タイ・フォン」、4階の成城石井のワインバーなどが計画を上回る売り上げ。物販では本館から移転・拡大した「無印良品」(5、6階)が拡充したインテリア、子供服を軸に子連れ客を取り込んでいる。

アトレ恵比寿本館4階

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