アダストリアのライフスタイルブランド「ニコアンド」は9月13~15日、等々力緑地催し物広場(神奈川県川崎市)でフェス型イベント「ユニークパークマルシェ」を開いた。アーティストのライブのほか、同ブランドとの協業実績のある事業者などが物販や飲食の出店を出した。3日間の来場者数は約1万人。
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18年から年1回開催しており、オンラインライブ配信を含めて今回で7回目。前回までは東京・お台場で開催したが、よりファミリー層の集客を狙える、等々力緑地へ会場を移した。

前回までは入場料数千円のライブ会場と無料のマルシェ会場で分けていたが、今回は1000円で入れる有料エリアにほとんどのコンテンツを集約した。「音楽から買い物、食事まで気軽に楽しめるイベントにしたかった」(同社)ためだ。
約110の事業者が参加した。アパレルではカットソー主力の「フルーツオブザルーム」などが出店。ヘアピンなどを作れるニコアンドのワークショップもあった。飲食では本格的なニューヨークフードの専門店「ニューニューヨーククラブ」のベーグルなど、個性派の店が出そろった。
無料エリアではニコアンドを中心にアダストリアの自社ブランドの商品をアウトレット販売するコーナーがにぎわった。