アダストリア OMO型店舗が好発進 海外事業は初の黒字化

2021/10/04 06:28 更新有料会員限定


成長戦略の成果が表れている(ドットエスティストアららぽーとTOKYO-BAY)

 アダストリアは25年2月期をめどとする成長戦略の成果が着実に表れてきている。柱は大きく四つでマルチブランドとオムニチャネル化、海外事業、新規事業の開拓だ。なかでも、今年5月に開いたOMO(オンラインとオフラインの融合)型店舗「ドットエスティストア」は8月末までの売上高が予算比31.5%増と好発進した。海外事業は21年1~6月、初めて黒字化を達成した。


(関麻生衣)

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 ドットエスティストアは自社ウェブストア「ドットエスティ」の会員1270万人とのつながりやデータ、機能を生かし、実店舗での体験と融合させる。現在はららぽーとTOKYO-BAYとミッテン府中店の2店舗で、今下期(21年9~2月)に関西にも新規出店を予定する。

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