EC支援のアクローブ(東京、荒井俊亮社長)は、ピッキー(東京)から譲り受けたDtoC(メーカー直販)ブランド「シュエットラテ」と、「ローズブルー」の展示受注会を2月11、12日に都内で開き、ブランドデビュー以来、最高の売り上げを達成した。172人が来場し、2ブランド合計で424点を受注。荒井社長は、「22年12月に当社のメンバーとなってから初めての合同展示会。各ディレクターとも来場客に満足してもらえるように打ち合わせを重ねた。譲り受けたブランドを大切に育てていきたい」と話している。
【関連記事】EC支援のアクローブがピッキーの3ブランドを取得
シュエットラテのディレクターは元SKE48の平松可奈子さん。今春夏物は、デイリーに着られるカジュアルなガーリースタイルを花で表現。ワンピースには大ぶりな花柄をデザインした。平松さんは、「移籍後初の展示会。一生懸命準備して、無事に過去最高の売り上げを記録できた。今後もSNSで応援して欲しい」とコメントした。
ローズブルーのディレクターを務める女優、タレントの有村藍里さんは、「来場が多くうれしかった。リアルに意見を聞ける場は貴重だし、実際に洋服に触れて試着いただける展示会は大切にしていきたい」と話した。
アクローブは、ブランドのEC売り上げの改善をワンストップで支援している。これまで100以上の企業を支援し、支援前後の売上高を比較すると平均で約300%の成長を実現しているという。これらの知見を生かし、人的リソースや資金、マーケティングノウハウなどの不足で悩むブランド事業者にM&A(企業の合併・買収)を通じてブランドを譲り受け、価値向上する「ロールアップ事業」も展開している。