コラム

《めてみみ》2025年の初売り

2025/01/07

 1月3日までに百貨店の25年初売りが始まった。高島屋や大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店は元日に加えて2日を休業にした。「従業員の休日確保など働く環境を改善するとともに、販売体制の拡充で顧客への提供価値の向上につな...

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《視点》光る店

2025/01/07

 閑静な住宅街にある小さなコンビニエンスストアなのだが、なぜか足を止め、入ってみたくなる魅力を放っている店を見つけた。 チェーンの他店と同じ看板で同じ造りなのに、ガラスのドアも壁もピカピカに磨かれ、独自の輝きを発し...



《めてみみ》アジアがあつい

2025/01/06

 アジアの消費者のファッションへの熱量がすさまじい。昨夏にバンコクのショップでショーを開いたメンズパンツブランド「バーンストーマー」。富裕層やインフルエンサーなどが来場し盛り上がった。海老根モンロウ代表は「日本人よ...



《めてみみ》いのち、いっぱい

2025/01/01

 「桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命(いのち)をかけてわが眺めたり」。歌人・岡本かの子を知らしめた「桜百首」の最初の一首だ。ちょうど100年前の1925年(大正14年)5月刊行の『浴身』に収まる。 桜が命いっぱい...



《めてみみ》好循環を促す

2024/12/27

 クリスマスなど行事が続く12月。都心の百貨店やSCは久しく経験したことがないほど混雑していた。24年の消費を振り返ると、自然災害や気候変動の影響はあったものの、全般に好調だった。日本百貨店協会発表の全国百貨店売上...



《視点》記念品どうしてる?

2024/12/27

 久々にマラソン大会に出場し、なんとか完走できた。結果はさておき、こういうイベントに参加すると必ずといっていいほど記念品としてTシャツがもらえる。 私はもらったTシャツをほぼ着用していない。いい思い出だけど、着たい...



《めてみみ》記憶に残る敬太さんの授業

2024/12/26

 今年も残すところあと少し。本紙は明日付が納刊号となる。毎年のことだが、あっという間だった。特に下半期は例年に比べイベントが目白押しだったせいか、瞬く間に年末を迎えたような気がする。 海外からの旅行客が多く、活気あ...



《視点》命を守る繊維

2024/12/26

 先日、両手をやけどした。冷え込む真夜中に湯たんぽに熱湯を入れようとした最中の出来事だった。手元が暗い中で電気ポットから注ごうとした自身の不注意が原因だ。針で絶え間なく刺されるような痛みはいくら流水で冷やしても引か...



《私のビジネス日記帳》友情は時を超える GSIクレオス社長 吉永直明

2024/12/25

 私が初めて米国に駐在した80年代後半に出会ったのがデイビッド・ボトウィニック氏です。彼は小さな会計事務所の新人会計士で、同年代ということもあり、大変親しくなりました。互いに「ビッグになる」という夢を共有し、ビジネ...



《めてみみ》わらべ歌

2024/12/25

 丸竹夷二押御池、姉三六角蛸錦(まるたけえびすにおしおいけ、あねさんろっかくたこにしき)。京都の東西に延びる通りを覚えるための、わらべ歌である。「烏丸御池下ル」など、昔ながらの住所表現が残る京都。ふと道に迷った時、...