ピックアップニュース

競合激化するリカバリーウェア 販売業者は2年で5倍に

2025/09/11

 〝リカバリーウェア〟と呼ばれる一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」(血行促進用衣)の競争が激化している。血行促進用衣は22年10月に新設された一般医療機器のカテゴリー。PMDA(医薬品医療機器総合機構)のウ...

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尾州産地、25年度上半期生産は苦戦 紡毛コート地が回復せず

2025/09/11

 ウールテキスタイルの尾州産地がかつてない苦境に立たされている。今年上半期の婦人紡毛織物が大幅に減り、秋冬を支える紡毛コート地は「防寒用コートの需要が無くなったのでは」とさえ言われる状況となった。温暖化による夏季の...



まもなく26年春夏レディスファッションウィーク 海外通信員が語る各都市の見どころ

2025/09/10

 間もなく26年春夏レディスのファッションウィークがスタートする。ニューヨークから始まり、パリへと続くメジャーなファッションウィークは、新デザイナーによるリブランディングが相次ぐシーズンとなる。各都市の通信員に、そ...



プリント主力のトランパックジャパン きめ細かな手仕事で要望に応える

2025/09/10

 トランパックジャパンは横浜市で創業38年のプリント加工場(中島正人代表取締役)だ。シルクスクリーンプリントを中心に、タイダイ(絞り染め)とインクジェットプリント、UV(紫外線)プリント、刺繍も行い、服や服飾雑貨に...



24年度ファッショングッズ売上高ランキング 洋品やジュエリーが伸びるも全体では伸び率鈍化

2025/09/10

 繊研新聞社がファッショングッズを主力とするメーカー・卸、小売業を対象に行った24年度業績調査(対象は24年6月~25年5月を決算期とする企業)によると、人流やイベントの増加、富裕層やインバウンド需要などで市場の回...



《経通し職人は未来を作る㊤》新たな働き方示す 未経験でも子供がいても

2025/09/10

 生地を織るために必要不可欠な工程である「経通(へとお)し」。裏方の仕事として捉えられ、高齢化や担い手不足が深刻化していた工程の一つだが、浜松市を中心とする遠州産地でその職人を目指す人が増えている。ある一人の移住者...



日本の繊維産業を守るために 賃上げが焦眉の課題 労務費は価格転嫁を

2025/09/10

 経営者は真剣に考えなければ。甘えはもう通じない――本紙で7月28日付から8月1日付にかけ、産地で働く入社10年未満の144人の本音をまとめた。「服や繊維に関心がある」「世界でも有数の産地で面白い生地を作れる」と意...



小売り・アパレルは過当競争から脱却へ より稼げる時代の先駆者は百貨店

2025/09/09

 前回のお話に続いて、供給面での変化を見ていきたいと思います。小売り・アパレル業界全体で、店舗数、売り場面積が増加し、過当競争で苦しめられてきた時代はすでに終焉(しゅうえん)を迎えています。(UBS証券 調査本部マ...



《ブランドマーケティングとは何か⑪》関係性の時代を生き抜く〝らしさ〟

2025/09/09

 全10回にわたり、ブランドとは何か、どう設計し、どう育てるかを解説してきた。本連載の締めくくりとして、本稿ではこれからの時代におけるブランドマーケティングのあり方について展望する。【関連記事】《ブランドマーケティ...



韓国ブランドへの商機を見いだす日系繊維企業 日本製生地や製品納めをアピール

2025/09/09

 フードやコスメ、ドラマ、音楽――。韓国カルチャーが世界を席巻する中、Kファッションも勢いを増している。その潮流に商機を見いだすのは日系の生地コンバーターや商社の現地法人。高品質な日本製素材や製品納めの提案を強め、...