有料会員限定

4月のファッション小売り商況 気温上昇で夏物が売れる

2024/05/08

 4月のファッション小売り商況(速報値、既存店売上高)は、前年より休日が1日少なかったが、気温上昇に伴い、夏物需要が活性化した。百貨店は婦人、紳士ともに衣料品売上高が伸び、服飾雑貨も売れた。円安を背景にインバウンド...

もっとみる


アバンティ「プリスティン」 インバウンド客つかみ売上高14%増

2024/05/08

 アバンティはオーガニックコットンブランド「プリスティン」がインバウンド需要などをつかみ好調だ。今期(24年7月期)の売上高は現在までのところ、前期比14%増と伸びている。(武田学)【関連記事】アバンティ 有機栽培...



フジボウテキスタイル小坂井工場 要望に応え自在に繊維化、OEMで多彩な機能性合繊

2024/05/08

 フジボウテキスタイルの小坂井工場(愛知県豊川市)は、特殊な機能性繊維の開発、製造や客先からの受注による合繊糸のOEM(相手先ブランドによる生産)などを手掛けるユニークな工場だ。(藤浦修一) 同工場は、51年に綿糸...



創業30年を迎えた「ザ・ニュース」石井ステラ社長に聞く 刺激がクリエイティビティーに

2024/05/07

 ソーホーのビルの5階に約930平方メートルのショールームを構える「ザ・ニュース」。創業社長の石井ステラさんは、30年前に会社を設立し、以後ずっとニューヨークでショールームビジネスをしてきた。ザ・ニュースといえば、...



有為転変のNYリテールトレンド DtoCが衰えたわけ(リテールリサーチャー・江原理恵)

2024/05/07

 ニューヨーク(NY)のリテールトレンドを定点観測するようになって10年が経過しました。13年に初めて取材のためニューヨークを訪問した際、他業種に比べ大きな変化が起きにくいと思われたリテール業界において、実験的なプ...



《テキスタイル製造卸トップに聞く》澤村社長 春日英一郎氏 節目の年に3事業部制へ

2024/05/07

コストアップが課題 ――上期の状況は。 23年10月~24年3月の上期決算では売上高56億7000万円、総利益は6億9000万円の見通しです。前期の売上高は57億円だったので微減収、利益はほぼ横ばいの折り返し。ただ...



《トップに聞く》西垣靴下社長 西垣和俊氏 大阪・関西万博ユニフォームに採用

2024/05/07

 25年の大阪・関西万博の運営スタッフ向け公式ユニフォームの一つとして、同社の「疲れしらずのくつした」が採用された。グループ会社のエコノレッグを通じて、BtoC(企業対消費者取引)事業を強化してきたが、万博を機にも...



メーカーズシャツ鎌倉、コットンから国産で 製品化まで地域完結も構想

2024/05/07

 メーカーズシャツ鎌倉(神奈川県鎌倉市)が、国産コットンの栽培に乗り出した。原綿の調達から製品化まですべて国内でまかなう取り組みで、超長綿を使った高付加価値な商品を作り、苦境の繊維産業を活気付ける。最初の綿の栽培地...



《新天地で根づきゆく種》産地の学校 高まる若者の産地への興味

2024/05/07

 物作りに興味を持つ若者が増えるなか、現地への移住を後押しする存在も増え始めた。産地移住の先輩社員や産地に関する教育などが果たす役割は大きい。【関連記事】《新天地に根付きゆく種》米富繊維 多様な事業内容で活躍の場を...



ドイツの繊維見本市テクテキスタイルに出展した日本企業 スーパー繊維や環境配慮素材で存在感

2024/05/07

 独フランクフルトで開かれた繊維素材見本市のテクテキスタイルでは、日本の合繊メーカーが多く出展した。洋上風力発電の係留ロープなどの用途を想定したスーパー繊維や環境配慮の新素材など、各社の得意技術を訴求した。(中村恵...