「4℃」での大胆な販促が話題になったジュエリー事業では構造改革を推進。堅調なアパレル事業は、専門店の出店を継続し、メーカー事業はバングラデシュの生産を強化中だ。中長期では、人材育成をはじめ、次世代に向けた基盤固めへの布石を打つ。
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好感度向上へ
――23年を振り返って。
上期は若干上振れしたものの、ジュエリーはクリスマス商戦が苦戦、アパレル事業では専門店「パレット」が暖冬の影響を受け、24年2月期通期の数字は予定通りとなる見込みです。4℃は匿名宝飾店の販促が話題となりましたが、比較的年齢層の高い方たちにインパクトがあったのかなと。次は若年層にどうプロモーションするかが課題です。数字は追わず、好感度が上がればと打った施策ですが、今後良い影響が出ればと。アスティはバングラデシュの生産背景の強化に加え、昨年は価格転嫁ができ、非常に良かったです。
――24年は。
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