横浜新都市センターが運営する横浜駅東口の地下街、横浜ポルタは近隣の就業者や居住者を取り込むための改装で成果を上げ、客数と売り上げが回復している。23年3月期の売上高は148億円(前期比12.5%増)。今期は、4月が前年同月比16.3%増、5月が13.3%増、6月が14.7%増、7月は18日までで18.7%増で、「累計で予算を超えるペース」だ。コロナ禍前の18年度比の売り上げは宝くじ店や旅行代理店などが苦戦した影響で前期は32.9%減だったが、今期は7月までで約20~30%減に復調している。
(有井学)
【関連記事】横浜駅地下街の横浜ポルタ 「近隣」狙った改装で成果
通行量は前期は前年比14.8%増で、18年度比で約10%減にまで回復、今期は7月で約6%減となるなどさらに改善している。コロナ禍で減少していた近隣の就業者の来街が復調した影響が大きい。