引き続き中期ビジョンでは「シン・ブランド創り」を目指すヤマトインターナショナル。24年8月期から始まった新中期ビジョンでは、基幹ブランドの「クロコダイル」で10年後を視野に次世代の潜在顧客の獲得に重点を置き、「クロコダイルコード・レディス」と「スウィッチモーション・クロコダイル」など戦略的なラインに力を入れる。
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顧客起点で価値を
――23年を振り返ると。
中期ビジョンの最終年度の23年8月期は、3年後のあるべき姿に向け、掲げた課題や指標をやり切り、成し遂げる1年でした。3期連続で各年度で掲げた目標を着実にクリアし、10年ぶりの利益(純利益)水準を回復するなど実りがありました。生産面では計画的に推し進めてきた東南アジア諸国での拠点開拓が進み、初めて東南アジア比率が中国を上回りました。
――24年の景気や消費動向の見通しは。
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