ボーダーレスウェア「WWS」 新宿にショールーム型直営路面店

2021/04/28 11:00 更新


過剰な店頭在庫がないため撮影用スタジオも設けて他目的に活用

 作業着スーツ発祥のボーダーレスウェアブランド「ダブリューダブリューエス」(WWS)を企画・販売するオアシススタイルウェアは4月28日、初の路面型直営常設店を東京・新宿に開設する。試着に特化したショールーム的な店舗で、WWSの全商品の全サイズ、全色を展示し、購入した商品は自宅に配送する。旗艦店と位置付け、日本一乗降客数の多い新宿で発信を強め、ECでの購入にもつなげる考えだ。

【関連記事】オアシススタイルウェア 「ワークウェアスーツ」をリブランディング

 WWSは18年3月の発売後、EC主体に販売し、現在の卸先は百貨店やセレクト店約80店に拡大。期間限定店に加え、直営常設店も昨秋から出店を始めて同店が4店目。「ECだと質感やサイズ感が分からない」「欲しい商品が店頭に無かった」などの悩みに応えるため、新店は店頭に全59型、832SKU(在庫最小管理単位)を揃えた。

 同社最大の約116平方メートルの売り場には、SNSなどの撮影用スタジオや法人客向けの商談スペースも設け、顧客イベントほか多目的に活用。発売前の新商品の予約も行い、新規客の獲得やリピート客の拡大を目指す。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事