PCM(相変化物質)素材のネッククーラーを20年から販売している。22年に暑さ対策の新アイテムとして認知が大きく広がり、前期(23年6月期)の売上高も前の期比90%増の27億5000万円と伸長した。低価格の類似品が予想以上に出てきているため、ブランディングに注力してポジション確立を目指す。
(金谷早紀子)
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当社はもともとヒールや金具などの靴資材メーカーで、20年間靴の仕事だけに従事してきました。オリジナルの金型で色や柄まで提案する企画力が強みでしたが、ファッション需要が低下する中で、取引先も新しい商品に挑戦する余裕がなくなり、19年ごろから厳しさが増していました。
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