知人の子供に連れられて、名古屋市内の駄菓子屋に行った。コロナ下でも子供が自由に集まれる場をつくりたいと、21年に開業。四つの学区が重なるエリアの、ごく小さな空き家を改装し、懐かしの駄菓子をぎっちり詰めた空間は、すぐに子供たちのたまり場となった。
特徴的なのは、クラフトビールなど、お酒も扱う点だ。駄菓子屋は一つひとつの単価が安く、利益が出にくい。そこで、子供について来る親にも照準を合わせた。レトロ人気も相まって、ついつい大人も長居してしまう空間だ。
ある雑貨メーカーでは、親と子が共有し合える商品企画に力を入れる。「大人にとっては懐かしく、子供にとっては新鮮な」レトロキャラクター雑貨を企画したほか、最近では、若者に人気の韓国キャラクターを、その親世代も視野に企画に落とし込み、好反応を得ている。
世代間ギャップをテーマにしたドラマも話題となった。親から子へ、子から親へと互いの文化が影響し合い、広がっていくビジネスモデルにますます注目したい。
(桃)