《視点》コロナ禍を契機に

2020/04/24 06:23 更新


 「紙で仕事をしたい人はまだいっぱいいる」とは、あるアパレルメーカー社長。コロナ禍の最中で「テレワークに切り替えろ」と各事業会社に指示した際に、デジタル事業と相性の良い事業会社は、若い社員の構成比が高いこともあり、変わり身早くスムーズに移行できた。

 しかし、グループ内の別会社では「旧来型の紙にプリントアウトしたうえで数量などの業務確認をすることが慣習化しており、リモートワークへの対応に手間取っている」と言う。この事業会社は元々は優良会社であったが「これまでの成功体験を基に仕事の手順のパターンが出来上がっているので変わりづらいところがある」と言う。しかし、緊急事態宣言の下で、テレワークへの転換が必須となった。これを機に「紙からデジタル」へといや応なく移行している。

 社長は「抵抗勢力の抵抗力が弱まっている」とみている。「やらなければいけない課題」として設定していたが、これまで抵抗され実現しなかった事案が一気に進展しているという。

 コロナ禍が平時では出来なかった改革を進める大きな契機となっている。

(民)


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