【ニューヨーク=杉本佳子通信員】「ビクトリアズシークレット」の恒例のファッションショーが、3年ぶりにニューヨークで開催された。ミレニアル世代の反応が良くないことから苦戦を続けている同ブランド。そうした状況からか、原点に戻るように「ビクトリアズシークレットとは何か」をスーパーモデルに語らせた動画を見せた。
オーディションの舞台裏、出演が決まってうれし泣きするモデルたちを映した動画もあった。低迷しているとはいえ、テレビで放映されれば190カ国で16億人が視聴するファッションショー。ミレニアルズの支持回復のため最大限活用したい思いは強いだろう。今年はリタ・オラやリーラ・ジェイムスなど8組の歌手とバンドが登場した。
ランジェリーを使ったスタイルは、タータンチェックをベースにアーガイルのニーハイソックスやパンク調のロングブーツを合わせたセクシーなブリティッシュパンクでスタート=写真。きらきら光るクリスタルとピンク、スカイブルー、アクアグリーンのふわふわたなびく羽根を加えたロマンティックなグループ、シルバーのフーディとボクサーショーツを合わせたスポーティーなグループも登場した。


(写真=ランディ・ブルック)