スタッフ個人のLINE公式アカウントから接客
販売員支援アプリ「スタッフスタート」を提供するバニッシュス・タンダード(東京、小野里寧晃社長)とLINE（東京、出澤剛社長）は、業務提携契約を締結し、新サービス「LINEスタッフスタート」を共同開発する。国内月間8800万人が利用するLINEの各機能と、約7万人超の販売員の登録があるスタッフスタートのオンライン接客機能を融合し、今秋のリリースを予定。新たな顧客体験ツールとして、一大トレンドとなりそうだ。
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LINEスタッフスタート導入企業は、販売スタッフ一人ひとりにLINEの公式アカウントを付与することができる。これにより、販売スタッフはチャット、ビデオコール、ライブ配信機能、メッセージ配信機能を活用しての接客が可能となる。LINEスタッフスタート経由でのEC売り上げも計測可能だ。実店頭での購買履歴や来店履歴とも連携できる。
機能面は随時充実させる計画で、今後、店舗への来店検知や、メッセージ配信時の出し分け機能などの実装も想定。また、これまでのウェブ接客では、SNS上でのメッセージのやりとりや通数課金の状況などを本部で管理しきれない点に課題があった。LINEスタッフスタートでは、メッセージ内容の把握も含め、ブランド・企業が管理できる仕組み作りを構想中で、業務として注力しやすくする。実績を上げたスタッフへの特別報酬やユーザーへのポイント還元の仕組みもできればとしている。
