【サンフランシスコ=立野啓子通信員】米大手小売業の24年度第3四半期(8~10月)決算は、25社合計の売上高が前年同期比4.3%増となった。17社が増収で、そのうち2ケタの増収は4社だった。純利益は10社が増益、10社が減益、5社が赤字となった。
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第1四半期(2~4月)から続く流れは変わらず、インフレは沈静化しているが先行き不透明ななか、消費は極めて慎重だ。8月の「新学期用セール」は堅調だったが、9月は地域によってハリケーンなどの自然災害や季節外れの暑い日が続き、衣料品は苦戦。10月後半に入って気温が下がると秋物が動いた。
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