アーバンリサーチが独資で台湾事業を本格化して約10年。年商は約20億円、黒字も定着してきた。MBA(経営学修士)取得を目指しながら当初はアルバイトでアーバンリサーチのウェブ系業務に関わっていた菱川さん。その後、自ら希望し、台湾事業を引っ張ってきた。
(山田太志)
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10年余り前、韓国、香港、上海、台湾市場をリサーチした後、日本との親和性などから台湾を選びました。ほかのセレクトショップと違い、自分がウェブ系の仕事をしていたこともあって、アーバンリサーチは、台湾ではECからのスタートになりました。正直、最初は大苦戦でした。当たり前ですよね、「アーバンって何?」という感じだったのでしょう。親日といっても事業の成否とは全く別物ということを痛感しました。
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