アーバンリサーチは今期(25年1月期)、主力の「アーバンリサーチ」をはじめとしたブランド(業態)の価値向上に注力する。24年1月期は、収益重視で臨んだ結果、増収増益となり、営業利益は過去最高となる見通しだ。今期も増収を計画するが、正価販売比率向上やブランド価値を高めるなど、「規模感よりは利益重視のスタンスでいく」(竹村圭祐社長)考えだ。
(小畔能貴)
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ブランド価値向上に向けた具体的な計画として、夏ごろに路面店「アーバンリサーチ京都」をリニューアルオープンする。同店だけで売る新しいレーベルを盛り込んだり、既存商品の編集方法も変えるなど、「ガラッと内容を変えていく」。目指すのは、「海外の人たちもここを目がけて来るような店」だ。