アーバンリサーチ(大阪市)は上期(23年2~7月)、前期比10%増収、過去最高の営業利益を見込む。通期では引き続き収益性を重視した戦略を取り、過去最高水準の利益を目指す。今春から社内組織をより柔軟性のあるものに変更。イベント提案にも意欲的で、6月に長野県茅野市の蓼科湖で実施したフェス「タイニーガーデンフェスティバル」(TGF)を、10月に日本プロサッカーリーグ所属のFC今治と今治里山スタジアム(愛媛県今治市)で初めて共催する。
(小畔能貴)
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上期は、実店舗、ECともに前年売り上げ実績を上回り、目標数値もクリアした。とくに実店舗の伸び率が大きく、直近はコロナ前の実績も上回る回復ぶりを見せている。
従来よりも収益性を重視した戦略を推進する中で、実店舗の収益力が回復したことにより、上期の営業利益は過去最高見通しとなった。ブランド別では「アーバンリサーチ・ドアーズ」が堅調。ファッション雑貨の「ロデスコ」「スメリー」も成長が続いている。
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