アーバンリサーチ2~7月、過去最高の営業利益へ 実店舗の伸び大きく

2023/09/06 07:58 更新有料会員限定


6月に実施した「タイニーガーデンフェスティバル」

 アーバンリサーチ(大阪市)は上期(23年2~7月)、前期比10%増収、過去最高の営業利益を見込む。通期では引き続き収益性を重視した戦略を取り、過去最高水準の利益を目指す。今春から社内組織をより柔軟性のあるものに変更。イベント提案にも意欲的で、6月に長野県茅野市の蓼科湖で実施したフェス「タイニーガーデンフェスティバル」(TGF)を、10月に日本プロサッカーリーグ所属のFC今治と今治里山スタジアム(愛媛県今治市)で初めて共催する。

(小畔能貴)

【関連記事】アーバンリサーチ代表取締役社長 竹村圭祐さん  心を動かす提案を絶やさずに成長を

 上期は、実店舗、ECともに前年売り上げ実績を上回り、目標数値もクリアした。とくに実店舗の伸び率が大きく、直近はコロナ前の実績も上回る回復ぶりを見せている。

 従来よりも収益性を重視した戦略を推進する中で、実店舗の収益力が回復したことにより、上期の営業利益は過去最高見通しとなった。ブランド別では「アーバンリサーチ・ドアーズ」が堅調。ファッション雑貨の「ロデスコ」「スメリー」も成長が続いている。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事