CFCL(東京)がアジア市場の開拓に本腰を入れている。その第一歩として選んだのは韓国。現地百貨店のグループ会社と結んだフランチャイズ契約で、5年内に8~10店設ける計画だ。現在、長期の期間限定店をソウル市内の百貨店で開いており、韓国での事業拡大を通じてアジア全体にブランド認知を広げていく。
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海外ブランドを韓国国内に誘致する新世界インターナショナルとの契約を昨年7月に結んだ。3年ほど前に新世界の役員から出店オファーがあったが、創業間もなく商品調達に不安があったため見送っていた。その後マーケットテストを韓国で重ね、消費者の反応も良かったことから契約を決めた。
出店先はソウルが中心で、韓国で強い百貨店チャネルが多くなりそうだ。新世界百貨店だけでなく、現代百貨店などにも出店する可能性があるという。5年後には日本と韓国で20店近い店舗網になる。3月末まで新世界百貨店江南店の2階で期間限定店を開いている。
アジアの第一歩に韓国を選んだ理由について松浦直彦代表取締役副社長兼COO(最高執行責任者)は、「ファッションやカルチャーなど国自体が東南アジア各国から注目されている。韓国で認知が高まればアジア全体への波及が期待できる」と話す。
同社はタイ・バンコクでもファッションブランドの販売代理店を数多く手掛けるクラブ21への卸販売を通じて開拓を進めている。現地の売れ行きも良いため、クラブ21は今春から専用コーナーを設ける予定だ。
