7月1日にユニチカスピニング(長崎県松浦市)の社長に就いた。コロナ沈静化から受注が回復基調となり、「堅調な受注に応える生産体制を整える」という。課題は人手不足。より働きやすい職場作りや、その情報発信を通じて生産現場を支える人材の採用と定着に努める。
(小堀真嗣)
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当社は各種合繊の紡績糸、合繊と綿やウールとの混紡糸などの生産を委託加工で受けています。主力はビニロン・綿混、ポリエステル・ウール混の糸。官公需を含むユニフォーム用途で受注が堅調です。売り上げの約9割は紡績で、あとはポリエステル繊維を特殊加工して作る水処理や環境対応フィルター用途の濾(ろ)材。
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