ユナイテッドアローズ 秋から革小物の新ブランド開始

2019/06/25 06:30 更新


 ユナイテッドアローズは、19~20年秋冬、メンズ革小物の新ブランド「VM」(ヴイエム)をスタートする。「レス・イズ・モア」がコンセプトで、紙幣やカード類の収納に特化したミニマルなデザインの財布や名刺入れ、ラバー製コインケースを企画した。卸販売も予定する。

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 革小物はフランスのタンナー、デュプイの革を使い、イタリアで生産する。二つ折りの財布(3万2000円)は革をごく薄く仕上げ、小銭入れのポケットはあえて付けず、別売りでチェーン付きのラバー製コインケース(2000円)を作った。名刺入れ(1万6000円)、カードケース(1万4000円)、札入れ兼カードケース(1万8000円)もある。

 ストリートカジュアルで育った世代が大人になった時、どんな財布が欲しいか考え、紙幣やカードは高品質な革財布に、かさばる小銭はカジュアルなコインケースに分けて収納することを思いついた。顧客から「お札やカード用の財布に小銭入れはいらない」との声もあった。

 今秋冬は新宿、横浜のユナイテッドアローズとビューティ&ユースの総合店、ビューティ&ユース丸の内店、ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店で販売し、20年春夏から卸売りも行う考えだ。

専用の収納に機能を絞った革小物とコインケース


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