ファーストリテイリングは、事業成長と持続可能性の両立に向けた仕組みづくりの進捗(しんちょく)を11月13日に発表した。
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温室効果ガス削減では30年8月期までの90%削減の目標に対して69.4%削減を達成し、再生可能エネルギーの調達比率は30年度100%の目標に対し、67.6%を達成、リサイクル素材など温室効果ガス排出量が少ない素材の使用割合は18.2%まで高まった。女性管理職比率は30年目標の50%に対し、46.1%となった。
17年8月期からスタートした働き方改革「有明プロジェクト」で、客の声に基づく新商品の開発、既存商品の改善を行う取り組みも強化しており、24年8月期はユニクロ事業の売り上げ規模が17年8月期に比べ70%伸び、グローバルで売れる品番が増えたほか、在庫回転率、値引き率も改善するなどの効果が出たという。