ユニクロの新キャンペーン 日常に寄り添う“姿勢”を改めて伝える

2021/02/16 06:26 更新


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女優の綾瀬はるかさんを起用

 ユニクロは新しいキャンペーンをスタートした。女優の綾瀬はるかさんを起用したテレビCMを放映し、商品だけでなく、「ライフウェア=究極の普段着」というコンセプトの認知を高め、市場でさらに選ばれるブランドになることを目指す。ジャパンマーケティング部の松沼礼統括部長は「コロナ禍を経て普段着を着用する機会や時間は増えた。キャンペーンを通じてユニクロの商品づくりに対する考えを知ってもらい、生活者にもっと支持されるブランドになりたい」と話す。

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 2月12日から放映しているCMは「ふだん着の日が、人生になる。」がテーマ。スペシャルアンバサダーの綾瀬さんが、ジーンズを皮切りに店頭で買い物をしたり、商品を着用したり、生活者としてユニクロを日常的に使っている様子を撮影したCMをシリーズ化し、夏まで数本を放映する予定だ。

 通常のユニクロのCMは、シーズン商品の機能やデザインの特徴を紹介する内容が多い。16年秋に「ライフウェア」キャンペーンでブランドコンセプトを伝えるCMを放送したが、当時のCMがグローバル向けだったのに対し、今回は日本向け。背景には国内事業が堅調に推移していることがある。

 20年3~5月の既存店売上高は落ち込んだ。五輪開催を狙って出した横浜、原宿、銀座の大型店もインバウンド(訪日外国人)激減でもくろみ通りの売り上げは取れなかった。だが、6月以降、21年1月まで既存店売上高は前年実績を超えた。都心離れが進んでも、ECや郊外店の集客が落ちなかったためだ。

 「オン、オフの境目が消え、普段の生活に割く時間が増えた。時代の変化に我々のコンセプトが合致し、お客様の支持を得られている」。松沼統括部長は「商品自体のPRも大事だが、今後も選ばれ続けるには、ブランドの考えや価値観も改めて伝えるコミュニケーションも必要と判断した」とする。

 今回のキャンペーンではサステイナビリティー(持続可能性)や商品開発の取り組みについても伝える計画だ。「日常生活に求められる服の条件は時代によって変わる。だからユニクロは進化し続ける普段着を目指している。その姿勢を改めて伝え、お客様にとってなくてはならない存在になりたい」という。


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