ユナイテッドアローズ(UA)は、中古マンション再生事業のグローバルベイスと組み、アパレル業界では初というフルオーダーリノベーションサービス事業を始める。同社は、「初めてマンションの内装デザインから家具製作に至るまでのプロデュースを行い、『住』事業への参入を一層強化する」という。
これまで店という空間で表現してきたライフスタイルを「住空間」において提案。こだわった独自の素材やオリジナルで制作した家具等を取り入れ、グローバル社のリノベーション事業である「マイリノ」が作りあげる。11月にモデルルームが都内に完成する。
「住」事業には12年より進出してきたが、中期ビジョンのひとつである事業ドメイン拡大戦略の一環として非衣料分野への取り組みを強化。消費者の変化を捉え、接点拡大を図るのが目的だ。
協業の内容は、UAが構築した内装デザインモデルをベースに、客の物件間取りに応じた内装プランの調整、家具製作を行う。グローバル社が物件の調達、実施設計、施工販売を行う、としている。
明日から都内で始まる「リノベーションEXPO」(表参道スパイラル)で本協業についての展示を行う。