ユナイテッドアローズの「フィータ」は24年秋冬、メンズをスタートする。ピンタックや刺し子を施したシャツや、手紡ぎの糸を手織りしたデニムを使ったセットアップなどを企画した。
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フィータは「繋(つな)ぐ」をコンセプトに、長く着続けることのできる服を作り、売ることを目指すブランド。19年からインドの生産背景を使ったリバーレースや手縫いのピンタックなどの入ったウィメンズのウェアでスタートした。現在ではインドの刺し子「カンタ」を使った服や、ネパールで手編みしたニットアイテムなども作っている。
ユナイテッドアローズの店舗や他のセレクトショップなどに卸売りしており、現状の卸先は30件。繊細な手仕事を使ったウェアをメンズでも作ってほしいとの声がかねてから多く、男性向けの商品を企画することにした。
24~25年秋冬物は、胸元に手縫いのピンタックをあしらったオーガニックコットンのシャツ(税込み3万6300円)や同素材のパラシュートパンツ(4万4000円)、刺し子のジャケット(9万3500円)とパンツ(9万4600円)、インドの手紡ぎ・手織り素材「カディ」の技法で作ったデニムのジャケット(4万6200円)とパンツ(4万7300円)を企画した。
いずれもフリーサイズのウィメンズと違い、3サイズあり、男性だけでなく、小さいサイズは女性も楽しめる。24~25年秋冬向けで10件の卸売先が決まっているという。