ユナイテッドアローズの新シューズブランド 社会人数年目の20代女性へ

2024/04/09 06:30 更新


鮮やかな色やヒール、ビジューやスパンコールなどの装飾が特徴の「シー・ユナイテッドアローズ」

 ユナイテッドアローズが4月10日に販売を始めるシューズブランド「SY(シー)・ユナイテッドアローズ」は、社会人数年目の20代女性を狙う。トレンドを捉えたデザイン性と、若年層が使いやすい価格帯を重視して既存業態と差別化する。EC主軸でスタートするが、将来的には単独の実店舗出店を目指す。

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 既存の「オデット・エ・オディール」は23年秋冬のリニューアル以降、上質な素材や上品なデザインで30代半ば~40代を中心につかんでいる。ここで取り切れない若年層を、シーで獲得したい考え。

 商品は全てオリジナルで企画した。靴だけに大きな予算を充てられない若年層向けのため、第1弾の24年春物は1万円台前半が中心。「ネットを活用したファッションの知識が豊富な世代」と分析し、トレンド感の強いデザインの商品を揃えた。

 目を引く明るいブルーのサンダルは、ヒールがクリアパーツ。メタリックな輝きのシルバーパンプスや、スパンコールやビジューをふんだんに付けたフラットシューズやサンダルもある。「憧れの人のスタイルや理想の自分に近づけるよう、スタイルアップがかなうアイテムを提案する」という。秋冬にはブーツ、今後はスニーカーも出す予定だ。

シルバーパンプス(税込み1万3200円)

 販路は自社ECが主力だが、実際に試したいという声に応えるため、オデット・エ・オディールの一部店舗、自社のアパレル業態の期間限定店でも販売する。



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