ユナイテッドアローズは、第2四半期(7~9月)以降もプロパー販売の強化と原価率低減を継続し、一層の収益性改善に取り組む。適品の適時供給を徹底し、売り上げも伸ばす考えで、猛暑の続く8~9月上旬はニーズの高い夏物のプロパー販売に力を入れ、収益に占めるボリュームの大きい冬物は暖冬に備え、着用期間の長い商品の開発、提案を強化する。
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第1四半期(4~6月)連結は1ケタ増収、利益は各段階で2ケタ増だった。都心に店舗の多い業態を中心に実店舗に客足が戻ったことに加え、セール期間を含め、プロパー販売比率も向上した。「凸凹はあるが、コロナ前実績を超える月もあり、販売の回復が顕著だった」(松崎善則社長)。
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