日本トイザらスは上野マルイ地下1階にキダルト向け商材に特化した直営店をオープンした。〝キダルト専門店〟としては、これで4店目。玩具のトレンドアイテムが充実しており、初日は平日だったが、開店前に約100人が並んだ。
日本の玩具市場は23年度に初めて1兆円を突破し、25年度には1兆1664億円に拡大したとされる。少子化のもとで、その成長をけん引しているのが、キダルト(子供の心を持った大人)層。そのニーズに特化して25年から都心部に、同社としては小型の店の出店を進めており、現在、博多マルイ、横浜ワールドポーターズ、ダイバーシティ東京プラザに出ている。

上野マルイ店の売り場面積は103平方メートル。フィギュアや「ガンプラ」を揃えつつ、近年、大人の間で人気が高まっている「アイブルーム」ブランドの、ふわふわ・もちもち触感の玩具「スクイーズ」の特別仕様の売り場を設置することで特徴を出した。店舗面積の約半分を占めており、約100SKU(在庫最小管理単位)が揃う。他にも、開けるまで中身が分からない「ブラインドボックス」など話題の玩具を多数扱う。相原淳一上野マルイ店店長は「上野の立地は子供が少ないように映る。一部菓子なども置いているが、様子を見つつ、隣接テナントとの相性も考慮し、品揃えは調整していく」と話す。

キダルトのコーナーを導入している子供向け店舗は既に約40店あるが、今後、増やすことも検討している。
