東レ 限定軽量トレランジャケットをCFで製作

2018/06/26 06:27 更新


 東レは22日、クラウドファンディングサイト「マクアケ」を活用し、プロジェクトをスタートした。同社が17年に開発した透湿防水素材「エントラント」の高通気タイプを使い、重量が約190グラムのトレイルランニング用ジャケットを200着限定で作る。35日間で220万円の目標金額が集まればプロジェクト達成となる。

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 同プロジェクトは、「最先端素材を使った実験的プロダクツシリーズの第1弾」(東レ)。エントラントは微細多孔構造の疎水性ポリウレタン樹脂を生地にコーティングし、ラミネートした素材。微細な穴で0・4ナノメートルの水蒸気は逃がし、1ミリ程度の雨の浸透を防ぐ。高通気タイプは従来品と比べて3~5倍大きい穴を配置し、50倍の通気性を持たせることができ、「蒸れ感を今まで以上に軽減する」という。伸縮性も備えるとともに、素材の肌面を凹凸状に加工してべたつきを抑える。

 ジャケットは軽量のためコンパクトに収納できるほか、止水ファスナー、ベンチレーション、再帰反射など多機能を盛り込んだ。サイズはM、L、色は赤、黒を揃える。

「マクアケ」でスタートした東レのプロジェクト


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