東レは上期苦戦した中国事業について、「内需や欧州向け輸出の鈍化など当面、厳しさが続く。一方でEV(電気自動車)や半導体で事業機会が増しており、これを捉える」(大矢光雄社長)とし、通期増益を目指す。このほか、ポリエステル短繊維など、てこ入れが必要な7事業を挙げ、上期から対策に着手している。
(中村恵生)
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大矢社長、三木憲一郎専務執行役員繊維事業本部長ら首脳が11月27日に東京本社で会見した。
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