トウキョウベース(東京、谷正人代表取締役CEO=最高経営責任者)は8月23日、レディスセレクト業態「ステュディオスウィメンズ」の路面店を東京・丸の内仲通りに開いた。同地域への出店は、ステュディオスとして初。ファッションに対する感度が高く、支出も多い大人の女性を主対象に、新規ブランドを扱ったり、限定商品を揃えたりした。東東京の旗艦店として、周辺を往来する客や東京駅を利用する客、将来的にはインバウンド(訪日外国人)客も狙う。客単価は3万~5万円を想定。初年度売上高は3億円を目指す。
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同業態の路面店は、昨年6月にオープンした表参道店に続き2店目。売り場面積は約171平方メートルで、同業態の上位3店に入る広さだ。
エッジの利いた商品を揃える表参道店に対して、丸の内店は大人の客層に向けた商品を揃えた。新規扱いブランドとして「アンスクリア」「サヤカ・ディヴィス」「ヴァシュモン」などを販売する。開店記念の限定品として「ウジョー」のブラウス(4万9500円)やスカート(4万7300円)も用意した。店内の一区画では、ジュエリーブランド「カフカ」の期間限定店を開いており、同店限定のピアス(2万6400円)、リング(2万9700円)、ネックレス(4万1800円)も販売している。
8月19~22日の顧客限定のプレオープン期間は、約1000万円の売り上げとなるなど好評だった。本オープン当日には、開店記念のウジョーのブラウスの黒色が完売した。
同業態は今後、9月4日に玉川高島屋SC、9月6日にルミネ有楽町に出店する。ルミネ有楽町は、メンズと複合だった店をそれぞれ単独店にする。