東邦レオとアッシュ・ペー エシカル軸に空間演出

2018/03/01 04:27 更新


 都市の緑化事業などを進める東邦レオ(大阪市、吉川稔社長)とアッシュ・ペー・フランス(東京、村松孝尚社長)は共同で1日、エシカル(倫理的な)を軸とした空間演出事業を創出するためのプロジェクト「エシカル・ミーツ・ENGAWA」(EME)を開始する。

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 国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)投資などの浸透に伴い、都市開発や商業施設運営で欠かせなくなってきたサステイナブル(持続可能性)への対応を行うのが狙い。作り手としてのノウハウを持つ東邦レオと、展示会や期間限定店の運営などエシカル関連のネットワークを持つアッシュ・ペー・フランスとが、双方の強みを生かして連携する。商業施設やオフィスを対象に、イベントや催事の提案・運営、店舗や共用部の空間作りなど、企画・施工・運営を共同でプロデュースしていく。

 2月に東京で開かれた合同展ルームスエクスペリエンスのエシカルエリアでは、EMEのコンセプトを表現したブースを出展した。展示会最終日に向けてだんだんと作り上げる〝余白〟を残した設計や、自然と人が集まり、立ち寄り、長く滞留するという、人と人との〝つながり〟を生み出す空間作りで、多くの来場者が足を止めた。

合同展ルームスエクスペリエンスのエシカルエリアでコンセプトを紹介するブースを出展した


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